【English】リスニング力強化!「NHK World Japan」の効果的な利用法

リスニング力強化のためには、とにかくたくさん英語を聴くこと、つまり「多聴」が大事だと言われていますよね。

内容が多少わからなくても、日常からたくさん英語を聴いて耳に慣れさせていると、思わぬ効果が出てきます。

しかし、こんな悩みはないでしょうか?

・多聴といっても、どんな英語を聴いたらいいかわからない
・始めてもすぐに飽きてしまう、続かない
・英語を聴く時間が取れない

今回はこれらの悩みを解決する方法の一つ、「NHK World Japan」使った多聴の方法をご紹介していきます。

ここでのポイントは、「とにかくたくさん聴く」と「英語を日常生活取り込む」ことです!

なお、こちらの記事で多聴について詳しくご紹介しているので合わせてご参考にしてください。

目次

多聴はリスニング力強化に効果的

リスニング力の強化方法としてよく知られれているのは「精聴」と「多聴」です。

精聴:1文ずつていねいに何度も繰り返し聴き、カンペキに内容を理解する学習法
多聴:多少内容や意味が分からない部分があっても問題にせず、たくさんの英語を聴いて耳を英語に慣らす学習法

リスニング力を上げるためには「精聴」と「多聴」をバランスよく取り入れることが大事です。

多聴には、テキストを購入したり、ドラマを見たり、YouTube動画を見たりなど様々な方法があります。

でも私がやってみてとても効果があって、しかも長続きしたのが「NHK World Japan」を使った多聴です。

やり方はとてもシンプル。

ただ聞き流しておくだけです!

英語が流れている環境を日常の一部にしてしまうことが、長く続ける秘訣のポイントです。

飽きっぽい人や、まとまった勉強時間が取りにくい社会人に特におすすめです。

NHK World Japanとはどんな番組?

NHK World Japanとは

NHK World JapamはNHKの国際放送サービスです。

テレビ、ラジオ、インターネットを通じて、24時間多言語で世界に向けて情報を発信しています。

日本やアジアの文化や伝統の多様性、ビジネスや科学技術の最新情報を中心に、およそ160の国・地域の約3億8,000万世帯で視聴されています。

視聴方法

NHK World Japanは、インターネット、アプリ、TVで視聴できます。

どれも「無料」で視聴できるのもポイントです。

インターネット(PCで視聴)

こちらのウェブサイトからインターネットで視聴できます。

ウェブサイトでは様々なコンテンツが配信されていますので、それぞれご紹介します。

① Live and Programs ←おすすめ!!
24時間、テレビ番組を放送と同時にライブストリーミングで視聴できます。一日中聞き流しておくことも可能です。私はこれを一番よく視聴しています!

② News
NHK NEWSLINEで過去に放送されたニュースから、トピックごとに切り取って配信されています。各動画1〜2分程度なので、隙間時間にサクッと視聴することができます。

③ On demand
同じく過去に放送されたテレビ番組から、ニュース以外をコンテンツごとに切り取って配信されています。各動画は1分程度から30分程度の長めものまで揃っています。

アプリ

NHK WORLD-JAPAN
NHK WORLD-JAPAN
開発元:NHK (Japan Broadcasting Corporation)
無料
posted withアプリーチ

iPhone, Androidともに無料でインストールできます。コンテンツの内容はインターネットと同様です。

ライブ配信も視聴することができます。外出先での隙間時間などにサクッと聴くのに最適です。

App Storeなどで、「NHK World Japan」で検索するとすぐに出てきます。

TV

NHK World JAPANの一部の番組は国内でも放送されています。

① NHK国内放送BS放送
残念ながら視聴できるのは一部の番組に限られていて、24時間のライブ配信は視聴できないようです。
番組表はこちら

② ケーブルテレビ
ケーブルテレビ、IPTVなどを通じて視聴できます。具体的な放送局はこちら

NHK World Japanをおすすめする理由

英語の多聴に最適!

24時間ライブストリーミング配信されているので、PCやアプリで常に流しておくことが可能です。これは英語の多聴にまさに最適です!

例えばよくある英語ニュースのアプリだと、各ニュースごとに数分間の動画になっているので、長時間連続した聴き流しができないですよね。

しかし、ライブストリーミングなら、テレビの流し見のような感覚で視ることができます

日本のニュースを扱うため、内容を理解しやすい

イギリスの放送局BBCやアメリカの放送局CNNのニュース番組は、基本的に海外のニュースを扱うため、内容がなかなか理解しづらいですよね。

でも、NHK World Japanは日本のニュースを中心に扱うので、内容が把握しやすいメリットがあります。

事前に日本語のニュースを聞いておけばさらに理解が進みます。

海外が放映している番組よりも聞き取りやすい

キャスターにもよるのですが、基本的にアナウンサーの英語は、はっきりと話してくれるので全般的に聞き取りやすいです。

海外ドラマの英語だととても早口だったり、スラングが混ざっていたりして、ストーリーがさっぱりわからずに挫折しがちですよね。
それにストーリーを追いたくてついつい日本語字幕を見てしまいます。

特に英語中級者レベルまでだと、日本語字幕を見てしまうと、記憶には英語よりも日本語の方が残ってしまい、英語を勉強している意識が薄れてしまいます。

「多聴」はできるだけ脳を英語でいっぱいにさせることがポイントです。

様々なジャンルのコンテンツ

ニュース番組だけでなく、料理番組、日本のポップカルチャーの紹介、日本各地の観光案内など、様々な番組が配信されています。

大相撲が開かれている時期は、英語でのエキサイティングな実況中継を聞くこともできます。

(デメリット)ネイティブ英語だけではない

取材記者や番組コンテンツによっては日本人がノンネイティブの英語で話している場合があります。

また、特に日本人との対談番組だと、音声は日本語で放送され、それに英語の字幕がつくというケースもあります。

ネイティブ英語だけをたくさん聴きたいという人にはデメリットになるかもしれません。

そういった方には、少し英語のレベルは高くなりますが、イギリスの放送局BBCが配信しているニュース番組「BBC Global News」もおすすめです。

NHK World Japanを使った多聴のやり方

ライブ配信を流しておくだけ!

おすすめなのは、とにかくライブ配信を流しておくだけです!

日頃テレビをなんとなくつけっぱなしにしている、という方はそれをライブ配信に変えてみましょう。

ここでの最大のポイントは、一つ一つ真剣に聞こうとはせずに、内容をざっくり把握する程度にしておく点です

多聴のためならそれで十分です!それ以上やろうとすると続きません。

また、英語を日常生活に組み込んでしまうというのも大事なポイントです。

英語を勉強しようと気合を入れていても、仕事や日常生活に追われているうちにいつのまにかその意欲が消えてしまっているといった経験があるのではないでしょうか。

しかし、日常に英語が流れているだけで、学習への意識が継続してくるものです。

私は基本的にウェブサイトで、毎日合計1〜2時間くらい流し聞きをしています。
毎朝1時間と、会社や在宅ワークのデスクで簡単なランチをとるときなどには流してます。

朝時間がないときなどは、NHK NEWSLINEというニュース番組は、1日24回、毎正時に放送されるので、ここだけ聞くようにしています。

私は数年以上この番組を聴いています。

耳を英語に慣らすこと、英語を日常に取り込むこと、これが究極の目標です!

語学サイト「ニュースで学ぶ現代英語」との組み合わせ

NHKラジオの語学番組に「ニュースで学ぶ現代英語」という番組があります。

NHK World Japan内で配信されている「NHK NEWSLINE」から最新のニュースを選んで、時事英語表現を勉強することができる番組です。

ウェブサイトでは、過去5日間分の放送を聞くことができますし、詳しい解説まで掲載されています。

私はニュースで英語術も平日はほぼ毎日聞いています。主に「精聴」と「精読」のために利用しています。

多聴と精聴を組み合わせて行うことで、相乗効果が得られると思います。

まとめ

リスニング力強化のためには、とにかく英語を聞きまくる多聴を取り入れてみましょう

内容が全てはわからなくても、日常から耳に英語を慣れさせることをひたすら続けていると、思わぬ効果が出てきます。

継続は力なり!皆さんもぜひ試してみてください。

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