皆さんは英語を勉強する時にノートを作っていますか?
綺麗なまとめノートや単語帳を作っている方、時間効率化のためにノートは作っていない方、メモ書き程度の簡単なノートを用意している方など、様々かと思います。
私は「書いて覚える」派です。
目や耳からの情報だけでなく、実際に手を動かして書くことで、記憶に定着しやすくなります。時間はかかるのですが、忘れにくくなるというメリットがあります。
これまでにいくつも英語ノートを作ってきたので、今回はそれらをご紹介したいと思います。
英語ノートを作るメリット
私が英語の勉強をする時には必ず「英語ノート」を用意します。
英語ノートを作ることでこのようなメリットを実感しています。
記憶に定着しやすくなる
英語を読んだり聞いたりすることと合わせて、手を動かして「書く」ことで覚えやすくなり、さらに忘れにくくなるというメリットがあります。
確かに書くことは時間がかかりますが、記憶に定着しやすいため長期的に見ると効率的ではないでしょうか。
学んだことを一元化することで復習しやすい
複数の参考書を並行して使っている場合や、様々な学習リソースを活用している場合などは、その日勉強したことをノートにまとめておくことで復習しやすくなるというメリットがあります。
例えば、数日前に調べたはずの単語が再度別の参考書に出てくることはよくあるかと思います。ノートを辿ればいつ、どの勉強をしていた時に出てきた単語なのか追うことができます。
ノートにまとめておかないと、復習する際に様々なリソースを再度辿っていく必要があり、あまり効率がよくなかったり、復習しなくなってしまう場合もあります。
モチベーションの維持
ノートを残していくことで、これまでにどのくらい勉強してきたかを振り返ることができます。
使用済みノート数やページ数が増えていくにつれて、「こんなに勉強したんだ!」と頑張った自分を実感することができます。それが次へのモチベーションへと繋がります。
私は語学留学をしていた際に、Campusノートを数冊持っていき、授業や宿題用に使っていました。留学が終わる頃に使用済みのノート数冊を見て、達成感が生まれました。
英語ノートを作るコツ
綺麗なノートを作ろうとしない!
ノートを丁寧に作り込もうと思うととても時間がかかります。ノートを作る方がメインとなってしまっては元も子もありません。
私の場合は、字は自分で読めればいいので、あまり丁寧に書いたりしません。
使っているノートも基本的にはコクヨのCampusノートです。シンプルなものがベスト。
書き方のルールを作る
書き方にルールを作ることで、見返した時にとてもわかりやすく、復習がしやすくなります。
例えば私は、基本的には黒のボールペン1色しか使わず、目立たせたい部分にのみ、蛍光ペンとシンプルな付箋をつけているのみです。
・文字:黒のボールペン
・あとで書き足した文字:紫のボールペン
・新しい単語:黄色のマーカー
・復習時に覚えていなかった単語:オレンジのマーカーを重ね塗り
・新しい表現:グレーorブルーのマーカー
最初からあまり色を使いすぎると、時間がかかる上にこちゃごちゃしてしまいます。
復習の時に色を重ねていくというやり方をすれば、何度も復習している箇所=重要な箇所が目立つようになるため、おすすめです。
ノートのサイズを工夫
用途によってノートのサイズを使い分けることも大事です。
私はこのように用途や使用場面によって異なるサイズのノートを使っています。
・単語帳:B7サイズくらいの小さめのノート。持ち歩きしやすいようにコンパクトなもの。
・語学学校用ノート:B5サイズ。教室の机のスペースが狭い場合にはA5にすることも。
・毎日の英語習慣ノート:私は毎朝「ニュースで英語術」の英文をノートに書いています。これは毎日の習慣のため、B6サイズのEdit手帳を使っています。1日1ページの手帳なので、ページを埋めることをノルマにすることで習慣化にしています。
私の英語ノートをご紹介
私の実際のノートをご紹介していきます。
単語帳
DUO3.0を勉強していた時のノートです。
コクヨCampusノートのB7サイズ。持ち歩きしやすいように手のひらサイズです。
1ページ1例文で使っています。

DUO3.0を使った英単語学習法はこちらの記事に詳しく載せています。
毎日の英語習慣ノート
ニュース英語を書き写すことを毎日の習慣としているので、1日1ページの手帳を使っています。
今使っているのはEdit手帳ですが、ほぼ日手帳カズンサイズやSTALOGY365デイズノートのB5サイズもおすすめです。

ニュース英語の勉強法はこちらの記事に詳しく載せています。
語学留学ノート
これは海外に語学留学していた際に使っていたノートです。
コクヨCampusノートのB5サイズです。
学んだことをこのノートに全てまとめていたので、今でも時々見返しています。
1ページを縦半分にして使っているのが特徴ですね。
重要ポイントは付箋を使って目立たせています。

英語スクールノート
英語スクールのNCC綜合英語学院の授業で使っていたノートです。
こちらも、CampusノートB5サイズです。
授業のスピードがとても早いため、シャープペンシルでガンガン書いています。メモが追いつかずに殴り書きです。(読めません・・・)

何でもノート
日々使っている何でもノートです。
私はいろんな参考書や学習ツールを試していますが、全てこのノートに集約しています。
ロルバーンかSTALOGY365デイズノートを使っています。

英会話スクールの先生に書いてもらったページもあります。

英検対策用ノート
英検準1級を勉強していた時のノートです。コクヨCampusノートのA4サイズです。少し大きめです。
過去問をコピーしてノートに貼り、新しい単語は付箋に書いて目立たせています。
英検過去問対策は全てこのノート1冊に集約しました。

「過去問ノート」はこちらの記事で詳しくご紹介しています。
まとめ
今回は英語ノートを作るメリットと、私の英語ノートの一部をご紹介しました。
ノートを作るのは確かに時間がかかりますが、作り方を工夫すれば、記憶に定着しやすく、長期的にみてとても効率が良いやり方だと思います。
ぜひみなさんも独自の英語ノートを作って活用してみてください!