Power BI DesktopへCSVファイルを読み込む方法

Power BI

Power BI Desktopへ「CSVファイル」を読み込む方法を解説していきます。

各種システムからデータをエクスポートする際に、CSV形式で書き出すケースがよくあるのではないでしょうか?

CSV形式はデータ容量が圧縮できるので、大量のデータをエクスポートする際にもよく利用されます。

今回はこのような課題を解決していきましょう。

・CSVファイルをPower BI Desktopへ読み込む方法を知りたい
・CSVファイルを読み込んだ後に、データの書式を変更したい(桁区切り、パーセント表示など)

なお、Excelファイルを読み込む方法はこちらの記事で解説しています。

Power BIへCSVファイルを読み込む方法

Step1:Power BIへ読み込むCSVファイルを選択

まずは、読み込むCSVファイルを選択していきます。

「ホーム」タブの「データを取得」をクリックし、「テキスト/CSV」をクリックしましょう。

Power BI CSVファイルを読み込む

「開く」というダイアログが表示されるので、取り込みたいCSVファイルを選択し、「開く」をクリックします。今回は「家具_売上実績_2022.csv」を取り込みます。

Power BI CSVファイルを読み込む

「家具_売上実績_2022.csv」のダイアログが開きます。
内容を確認して、「取り込み」ボタンを押します。

Power BI CSVファイルを読み込む

Step2:Power BIへ読み込んだデータの確認

読み込みが完了したら、正しくデータが読み込まれているか、内容を確認しましょう。

一番左端の「データ」のアイコンをクリックします。

画面中央に、読み込んだCSVデータが表示され、一番右側の「フィールド」の欄には、CSVデータの「列」の名前の一覧が表示されています。
また、左下には読み込んだデータの行数も表示されます。

Power BI CSVファイルを読み込む

Power BIに読み込んだデータの書式を設定する方法

次に、読み込んだデータの書式を設定していきましょう。

ここであらかじめ書式を設定しておくことで、後でビジュアルを作成するときにとても楽になります。

読み込んだデータを見てみると、金額や数量の列に3桁ごとの桁区切りが入っていないですね。
また、利益率の列は小数点表示されていて、パーセント表示になっていません。

Power BI CSVファイルを読み込む

これらの書式を直していきましょう。

数字に桁区切りを入れる

まずは金額や数量の列に桁区切りを入れていきます。

「列ツール」をクリックして、桁区切りを入れたい列名をクリックします。書式設定の「コンマ」のマークをクリックしましょう。

Power BI CSVファイルを読み込む

製造単価の数字に桁区切りが入りました。

小数点表示をパーセント表示に変更する

次に、小数点表示されている利益率を、パーセント表示にしていきましょう。

「列ツール」をクリックし、パーセント表示にしたい「利益率」の列名をクリックします。

そして、書式設定の「%」のアイコンをクリックしましょう。

小数点以下の桁数を変えたいときは、その横の数字ボックスで桁数を選択します。

Power BI CSVファイルを読み込む

ほかの列も同様に書式設定をしていくと、このように各列の書式が整いました。

Power BI CSVファイルを読み込む

ビジュアルを作成していく際にも、書式設定を変更することはできますが、最初にまとめて変更しておくとその後の手間が省けるのでおすすめです。

まとめ

今回は、Power BI DesktopにCSVファイルを読み込む基本操作をご紹介しました。

まずは正しくデータの読み込みを行うことが、その後の分析ツール作成には不可欠です。

ご参考にしてみてください!