今回は、Power BI DesktopにExcelファイルを読み込む方法をご紹介します。
Power BIを使うときに最初に行うのは、分析の元となるデータの取り込みです。
Power BIへはExcelやCSVのようなファイルやデータベースなど、さまざまな形式のデータを取り込むことができますが、その中でも利用頻度の高いExcelの取り込み方をマスターしていきましょう。
Power BI Desktopをまだインストールしていない方は、こちらの記事でインストール方法を詳しくご紹介しています。(無料でインストールできます!)
Power BIへExcelファイルを読み込む方法
Step1:Power BIへ読み込むExcelを選択
まずは、読み込むExcelファイルを選択していきます。
「ホーム」タブの「Excelブック」をクリックします。

「開く」というダイアログが表示されるので、取り込みたいExcelを選択し、「開く」をクリックします。今回は「売上実績.xlsx」を取り込みます。

同じExcelファイルを別ウィンドウで開いていると、「このファイルは使用されいています」というメッセージが出て、読み込みができません!必ずExcelファイルを閉じてから読み込むようにしましょう。
「ナビゲーター」のダイアログが開きます。
「売上実績.xlsx」には、「Global」と「Japan」の2つのシートが含まれているので、今回は「Japan」にチェックマークを入れて、「取り込み」ボタンを押します。

データを読み込む前にデータ型(整数、文字列)などの変換をしたい場合は「データの変換」をクリックしましょう。一度読み込んだ後でも、データの変換は可能です。
Step2:Power BIへ読み込んだデータの確認
読み込みが完了したら、正しくデータが読み込まれているか、内容を確認しましょう。
一番右側の「フィールド」の欄に、読み込んだExcelデータの「列」の名前の一覧が表示されています。

次に「データビュー」を見てみましょう。一番右の列の表アイコンをクリックします。

すると、中央のウィンドウに読み込んだデータの一覧が表示されます。
また、左下に読み込んだデータの行数(ここでは700行)が表示されるので、すべてのデータが読み込まれているか、この行数でも確認ができます。
まとめ
今回は、Power BI DesktopにExcelファイルを読み込む基本操作をご紹介しました。
まずは正しくデータの読み込みを行うことが、その後の分析ツール作成には不可欠です。
データの読み込みにはさまざまなオプション機能がありますので、他の記事でご紹介していきます!