「マインドマップ」で作る英語フレーズ集はとにかく便利!(ビジネスメール編)

ビジネス英語

マインドマップは、アイデア出しをしたり思考を整理したりする時に用いられます。

しかし、マインドマップの使い方はそれだけではなく、工夫次第で英語学習にも様々な場面で応用ができる便利ツールです。

以前に、英語での自己紹介をワンランク上げるための、マインドマップ利用法をご紹介しました。

今回は、マインドマップを英語でのビジネスメールに応用する方法をご紹介したいと思います。

英語でメールを書く時に使えるフレーズは、その都度インターネットで検索するのは大変ですよね。

そのため、便利な英語フレーズを手元のノートやPCのメモパッドに書き留めておいたり、参考になるネットページをブックマーク保存したりしている方も多いと思います。

ところが、こんな悩みはないでしょうか。

・書き留めて置いたノートやメモパッドが見つからない。
・書き留めて置いたノートやメモパッドが見つかっても、その中から検索するのが大変
・ブックマーク保存が多すぎて該当ページが見つからない。

すると、結局またインターネット検索して便利フレーズを探さないといけなくなり、効率が良いとは言えません。

そんな悩みを解決するのが、マインドマップで作る、自分用の「便利フレーズ集」です。

これさえ作っておけば、英語でメールを書く時に、検索のしやすさが格段に上がります

今回は、マインドマップを使った、自分用の英語フレーズ集の作り方をご紹介していきます。

マインドマップとは

マインドマップとは、1つのテーマを中心として関連する言葉を枝葉のように拡大した図のことです。私たちの頭が自然に行っている思考プロセスを反映しているのが特徴です。

主に思考を整理したり、新しいアイデア出しをするときなどに使われています。

マインドマップを使って英語フレーズを整理するメリット

マインドマップは、ビジネスメールを書く時によく使う便利フレーズをまとめておくのにとても便利です。
マインドマップを使うメリットは次の3点です。

1つのマインドマップさえ用意すればOK

マインドマップは、一つのテーマを中心に、枝葉をどんどん追加していけることが最大のメリットです。
ノートやメモパッドに書き残しておくと、情報がいろんなところに散乱してしまい、書いておいたものを見つけるのが大変なこともあります。

しかし、マインドマップであれば、例えば「英語のビジネスメール」という大きなテーマを中心にして、その周りにフレーズを書き足していく形式なので、用意するのはたった1つのマインドマップだけです。

情報の一元化にとても便利なのがマインドマップです。

メールの内容ごとにカテゴリー分けができる

マインドマップは、1つのテーマを軸に、そこから大きな枝や細かな枝を広げていきます。まずは大きな枝で、大カテゴリーを分け、次に中カテゴリ、小カテゴリーといったように、カテゴリーごとにブレークダウンしていきます。

そのため、マインドマップを作る過程で自然にカテゴリー分けがされることになります。

カテゴリーに分かれていることで、検索のしやすさが格段に上がります。

後で新しく覚えたフレーズを付け加えることができる

マインドマップは一度作ったら終わりではなく、新しく覚えたフレーズや、海外の人が使っていた素敵なフレーズなどを、どんどん書き足していくことができます。

マインドマップを少しずつ成長させ、自分だけのフレーズ集をアップデートしていきましょう。

マインドマップを使った「ビジネスメールの英語フレーズ集」

以前こちらの記事で、ビジネスメールで使える英語フレーズ(書き出しと結び編)(メールの件名編)をご紹介しました。

これらの表現はどれも頻繁に使うフレーズなので、最初のうちは、メールを書く時にすぐに調べられるように手元に置いておいて損はないと思います。

今回は、これらの記事でご紹介した、英語の便利フレーズをマインドマップにしていきたいと思います。

私は、右方向に枝葉を伸ばしていくのが好きなので、今回はロジック図式で作っていきます。

Step1:マインドマップツールを用意する

マインドマップは、大きめの紙に手書きで作る方法と、マインドマップツールを使ってPC上で作る方法の2通りがありますが、私は「マインドマップツール」を使うことをおすすめします。

紙のマインドマップだと、冒頭にお話ししたように、書いたものをなくしてしまったり見つけられないことも生じますが、マインドマップツールであれば、PCに保存しておくことですぐに取り出せます。

私のオススメはXMindというマインドマップツールです。無料でダウンロードすることが可能です。

Step2:まずはマインドマップのテーマと大カテゴリーの枝葉を書く

最初に、このマインドマップのテーマを1つ書きます。今回は「メールの件名・冒頭・結び」というテーマで作っていきます。
もちろん、さらに大きなテーマ「ビジネスメール」として書き出しても問題ありません。

そしてテーマから大カテゴリーを枝として伸ばします。
この時にあまり細かくなりすぎないように、ざっくりとしたカテゴリーに分けるのがポイントです。こうすることで、後で検索がしやすくなります

Step3:中カテゴリーの枝葉を書き足す

次に、大カテゴリーから中カテゴリーの枝葉を書いていきます。

私のブログ記事「ビジネスメールで使える英語フレーズ」内の、各項目名を中カテゴリーに持ってくると整理しやすいと思います。

Step4:英語フレーズを書く

最後に英語フレーズを書き足していきます。

同じ内容でも複数の言い方がある場合にも、枝葉で分けておくと見やすいです。

そして、新しく覚えた言い回しが出てきた都度、この枝葉を追加していきましょう。

この時、枝葉はどんどん広がっていくので、全部を展開したままだと見にくくなってしまいます。
そんな時、マインドマップツールなら、分岐点をクリックすると枝葉の展開を閉じることができます。

また、今回はとてもシンプルなレイアウトですが、マインドマップツールは様々なテンプレートやアイコンが用意されているので、色分けしてみたり、スタンプを付け加えてみたり、工夫してみてください。

まとめ

マインドマップを使って英語フレーズ集を作っておくと、検索のしやすさが格段に上がります!

そして、1つのマインドマップに情報を詰め込むことができるので、自分だけのフレーズ集を作っていくことができます。

ポイントをおさらいしましょう。
・マインドマップは、紙ではなく「マインドマップツール」を使うのがおすすめです。
・テーマを決めたら、大カテゴリー、中カテゴリー、小カテゴリーと枝葉を伸ばしていきます。
・大カテゴリーや中カテゴリーは、検索のしやすさのためにはあまり細かくしすぎないことがおすすめです。
・新しく覚えたフレーズは後からどんどん書き足していきましょう。

ぜひご参考にしてみてください!